01 How Pricing is Determined
ドローンショーの料金はどうやって決まる?
ドローンショーの費用は単純に「ドローンの台数」だけで決まるわけではありません。
演出の内容やショーの長さ、実施場所の条件など、さまざまな要因が関係し、それによって費用が大きく変動します。
ここでは、価格に影響を与える主な要素について詳しく解説します。
ドローン料金を決める要素

ドローンの台数
機体数が増えるほどコストも増加
使用するドローンの数が増えるほど、機材コスト・運用オペレーターの数・安全管理費用が増大します。
例えば、同じ演出内容でも50機のショーと500機のショーでは、準備する機材と人員の規模が桁違いになり、その分コストも大幅に上昇します。
目安となる費用の例
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小規模
(100機〜)200万円〜
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中規模
(300~1000機)600万円~数千万円
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大規模
(1000機以上)数千万円~
演出内容の複雑さ
シンプルな演出 vs. 高度な3Dアニメーション
ショーで表現するビジュアルの難易度や動きの精密さも、
価格を左右する重要な要素です。
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シンプルな演出
(2Dのロゴや文字)↓
比較的低コスト
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高度な3Dアニメーションや
複雑な動き↓
開発コストが増加
例えば、単純な図形の表示であれば比較的手頃な価格で実施できますが、
企業ロゴやキャラクターを立体的に描く3Dアニメーションを組み込む場合、
プログラミング・シミュレーションの工数が増え、1機あたりの単価も上昇します。
ショーの長さ(演出時間)
について
ドローンショーの演出時間は、ショー全体の印象を左右する重要な要素です。同時に、演出時間が長くなるほど、制作にかかる工数や準備の内容も変化し、費用にも影響が出てきます。
特に長時間のショーでは、アニメーションの制作ボリュームが増えるため、より綿密な設計や高度な演出設計が必要となります。
また、ドローンの飛行時間に応じてバッテリーの交換や追加機体の準備、リハーサル回数の増加など、運用面での負担も大きくなります。
そのため、演出時間は費用を左右する大きなポイントの一つです。
とはいえ、必ずしも「長い=良い」というわけではなく、内容とのバランスが何よりも重要です。
私たちは、お客様の目的や会場の特性、ターゲットに応じて最適な演出時間と構成をご提案できる専門会社をご紹介します。費用感も含め、納得いただけるショーの実現を全力でサポートいたします。
実施場所(環境)
について
ドローンショーの実施には、開催場所の環境条件が大きく関わってきます。
特に都市部や人口の多いエリア、高層建築物が密集する地域では、電波やGPSの干渉、飛行制限、許可申請の複雑さなど、事前に確認・調整すべき事項が多く発生します。

また、建物や樹木、電線など周辺の障害物の状況によっても、安全な飛行ルートの設計が必要となり、ロケーションに応じた綿密なロケハン(現地調査)や関係機関との調整が不可欠です。
こうした準備や調整にかかる手間や工数が、結果的に費用に影響する可能性もあります。ただし、大きく極端な金額差が出ることは少なく、主に現場ごとの対応によって変動する範囲とご理解いただければと思います。
私たちは、お客様が検討されている環境や条件に最も適したノウハウと実績をもつドローンショー会社をご紹介し、安心して開催いただけるようサポートいたします。具体的な費用についても、信頼できるパートナー企業とともに丁寧に調整・ご提案いたします。
また、会場までの機材輸送や設営にかかる物流コストも、実施場所によって増減します。
02 Pricing Examples by Scale
ドローンショー 規模別の料金事例
ドローンショーの費用は、使用するドローンの台数・演出の複雑さ・開催場所の条件によって大きく異なります。
特にドローンショーは比較できる情報が少なく、事前に料金感を把握するのが難しいのが現状です。
ここでは、小規模・中規模・大規模の3つのカテゴリーに分けて、料金の目安を詳しくご紹介します。

中小規模ドローンショー
100~300機未満

100機以上のドローンを使用する中小規模のドローンショーは、企業イベントや地域フェス、季節の催しなどで多く活用されています。演出の幅が広がることで、文字やロゴの表現、立体的なモーションの演出が可能になり、観客に強いインパクトを与えることができます。
特徴
この規模になると、演出の自由度が高まり、よりストーリー性のある構成やブランド演出などにも対応できます。開催環境によって安全対策や飛行制限への対応が必要となるため、事前の調整やシミュレーションが重要です。
費用
費用は内容や演出レベルにより大きく変動しますが、一般的には200万円前後からのご相談が可能です。詳しくはご希望の演出や開催条件を踏まえ、最適なドローンショー会社をご紹介いたします。
具体例
- 地域イベントでの夜空にロゴやキャラクター演出(約150機)
- 企業主催の周年記念でのメッセージ演出(約200機)
- 花火に代わるエンタメ演出としてのドローンショー(約250機)
小規模ドローンショーの例
中規模ドローンショー
300~1000機未満



300機以上のドローンを使用する中規模クラスのショーは、視認性・演出力ともに高く、インパクトある空間演出が可能です。
企業プロモーションや大型フェスティバル、スポーツイベント、地域のお祭りなど、多くの観客が集まる場面で特に効果を発揮します。
特徴
この規模では、ロゴやキャラクター、文字の表現に加え、ストーリー性のある立体的なアニメーション演出も可能になります。動きにダイナミックさが加わり、夜空を舞台にしたショーとして十分な迫力と表現力が得られます。
費用
費用は600万円前後からスタートし、演出の複雑さや演出時間、開催環境によって変動します。より印象的な演出を求める場合は、その分制作工数が増えるため、コストにも反映されます。
中規模ドローンショーの具体例
- スポーツイベントの開幕セレモニー(300機規模)
- 地域フェスでの夜空に描くアニメーション演出(500機規模)
- 企業のブランドロゴやメッセージを立体的に演出(800機規模)
私たちは、こうした中規模ショーに豊富な実績を持つ専門会社をご紹介し、ご予算やご要望に沿った最適なプランのご提案をサポートします。
中規模ドローンショーの例
大規模ドローンショー
1000~5000機未満



1000機を超える大規模なドローンショーは、
国際的なスポーツ大会や国家レベルのプロモーション、世界的なブランドイベントなど、
特別な場面で活用されるスケールの大きな演出です。
この規模になると、空全体を使った壮大なアニメーションや複雑な動きの表現が可能となり、観客に強烈な印象を与えるショーが実現できます。
一方で、飛行制御の精度、安全対策、通信管理など、技術面・運用面の難易度が一気に高まるため、準備にも高度なノウハウと体制が求められます。
費用は数千万円からスタートし、演出内容や構成、開催環境などに応じて大きく変動します。詳細な演出のご要望や実施規模に応じて、最適な専門会社を通じて個別にご提案いたします。
大規模ドローンショーの具体例
- 国際的なスポーツ大会の開会演出(約1000機規模)
- 世界的ブランドの新製品発表イベント(2000機規模)
- 建国記念や周年記念など国家イベントでの壮大な演出(3000機〜4000機規模)
圧倒的なスケールで感動を生み出すドローンショーをお考えの方に向けて、実績豊富なプロフェッショナルチームとのマッチングを丁寧にサポートいたします。